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【2024/04/27 09:32 】 |
諏訪頼重の辞世
久しぶりに武将の辞世を掲載する。

諏訪惣領家の当主・諏訪頼重の辞世。


  おのずから 枯れ果てにけり 草の葉の 主あらばこそ またも結ばめ


頼重は武田信虎の娘を娶っているので、武田晴信(信玄)とは義兄弟となる。
しかし信虎ら晴信によって今川家に追放されると、突然武田軍に攻められ、降伏して甲府に蟄居させられた。
義兄に殺されるとは考えていなかった頼重は、武田家の自害するよう口上があったことに激怒。
脇差で腹を十文字に掻き切り、更に脇差を右の乳の下に突き入れ、天目茶碗ほどの肉をえぐり出し、そのままどうと、後ろにのけぞり倒れたといわれる。

ときに二十七歳の壮絶きわまる死に様であった。

ちなみに頼重の娘(諏訪御寮人)と晴信との間に生まれた子が武田勝頼である。
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【2005/05/13 22:14 】 | 武将の辞世 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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