× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
久しぶりに武将の辞世を掲載する。
諏訪惣領家の当主・諏訪頼重の辞世。 おのずから 枯れ果てにけり 草の葉の 主あらばこそ またも結ばめ 頼重は武田信虎の娘を娶っているので、武田晴信(信玄)とは義兄弟となる。 しかし信虎ら晴信によって今川家に追放されると、突然武田軍に攻められ、降伏して甲府に蟄居させられた。 義兄に殺されるとは考えていなかった頼重は、武田家の自害するよう口上があったことに激怒。 脇差で腹を十文字に掻き切り、更に脇差を右の乳の下に突き入れ、天目茶碗ほどの肉をえぐり出し、そのままどうと、後ろにのけぞり倒れたといわれる。 ときに二十七歳の壮絶きわまる死に様であった。 ちなみに頼重の娘(諏訪御寮人)と晴信との間に生まれた子が武田勝頼である。 PR |
|
トラックバックURL
|
忍者ブログ [PR] |