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八切意外史の第4弾。 八切史観と呼ばれる独自の史観で織田信長25歳の時から、本能寺の変までを12人の家臣団の側から描いた小説だ。 その十二人とは 木下藤吉郎 前田犬千代 毛利新助 丹羽長秀 蜂屋頼隆 河尻与平 滝川一益 蜂須賀小六 明智光秀 柴田勝家 斉藤内蔵介 森乱丸 史料の隙間を、仮説を積み重ねることで構築する手法が八切史観。正史の裏で起こっていたかもしれないことを、想像力で補完することによって作っているのだ。こうしたものを奇説といって一概に否定できるものではないだろう。 史料は、時の権力者によっていくらでも改ざん可能であり、作者も権力者を意識して書くので、史料の不完全さがや恣意性が導き出される。 これらの史料を作中に引用して、真実のように見える虚構が主流となりつつある現在、カウンターカルチャーとしての八切史観を読むのもいいのではないか。 PR |
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