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こんばんわ。
上総介さん、「さくらの城」をお読みになったんですね。 私は星の数ほどいる戦国武将の中でも5本の指にも入るくらい信忠は好きなんですが、この作品だけは躊躇して思い切れないでいます。 実際、何度も本屋で手にとってパラパラめくってみるのですが、どうも青春、純愛小説のように見えて、絶対後悔するからと思って買えないんですよね。 信忠は天下を望む家の嫡男でありながら松永久秀の信貴山城、仁科盛信の高遠城などで苛烈な城攻めの様子が「信長公記」にみられます。 また、天正3年の岩村城攻めからはたびたび総大将として大軍を指揮していますので、非凡の将だったのではないかと贔屓の引き倒しをしています。 よく信忠の凡庸ゆえに、家康の嫡男信康を殺すように信長が命じたと語られることがありますが、こと徳川家に関する話で眉唾ものと思っています。 信忠の登場する作品で面白かったのは、新井政美「父は信長」でした。 他の作家の方々ももう少し信忠を扱ってもいいと思います。 では、また。
【2007/07/06 21:03】| | 白天目 #9914e0fbb9 [ 編集 ]
Re:信忠なれど…
おっしゃるとおり、この本は恋愛小説です。
白天目さんは、信忠が好きですか。 ソレガシも好きです。 彼は偉大な父を持って苦労したと思いますが、信長の後継者として、家督相続後は才能を発揮していたと思います。 二条御所で持ちこたえて生き残っていれば、もしかしたら秀吉の登場はなかったかもしれませんね。 信忠がどのように思っていたのかはよくわかりませんが、少なくとも武田松姫の行動を見ると、信忠との結婚を願っていたことがうかがえます。 それにしても、信玄の娘たちは不幸な人が多いですね。 |
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