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時代は室町中期。琵琶湖北端の村である月ノ浦が隣村の暴悪代官によって田畑を取り上げられそうになるのを、村人が防衛するお話。特に有名な人物が出てくるわけでもなく、訴訟問題を中心にこれだけの作品にするのは流石です。 2009.10.9読了 クリックお願いします。 → ![]() 関連リンク→上総介 戦国書店 PR |
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こんにちは。
「月之浦惣庄公事置書」を読まれましたか。 これはなかなか面白いですよね。私も大好きです。 たしか松本清張賞を受賞した作と記憶しています。最初「何で松本清張??」と思っていたのですが、結末を読んで納得しました。実際に起こった訴訟紛争をベースにこのようなストーリーを描くなんてすごいと思います。村同士の小競り合いも緊迫感がありますし、悪代官の人物描写も見事だった印象が残っています。 薄く分量のない作ですが、印象深い名作だと思います。 もうご存知かもしれませんが、この秋に新作、文庫化された注目の本がありましたので、ご紹介致します。 岩井三四二「悪党の戦旗」文庫化 山本兼一「いっしん虎鉄」文庫化 鈴木英治「湖上の舞」書き下ろし 岩井さんの「悪党の~」は南北朝のお話なので上総介さんのお好みにはちょっと外れているかもしれません。赤松家のお話です。 ではまた失礼致します。
【2009/10/11 12:53】| | 白天目 #9a7fb412b1 [ 編集 ]
Re:これは名作です。
白天目さん、こんばんは。
「月之浦惣庄公事置書」面白かったです。 岩井さんの著作は、期待を裏切らないですね。流石の一言です。 岩井三四二「悪党の戦旗」と山本兼一「いっしん虎鉄」の文庫化は知ってましたが、鈴木英治「湖上の舞」は知りませんでした。 書き下ろしなんですね。 最近、食指の動く本が少なかったので、早速読んでみたいと思います。 室町時代と江戸時代は、中期ぐらいまで守備範囲なんですよ(笑 |
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