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別所長治の辞世は以前に掲載したが、今読んでる本にその妻の辞世と叔父の賀相の妻の辞世が載っていたので紹介。
別所長治の妻の辞世 もろともに 消えはつるこそ うれしけれ おくれ先だつ 習ひなる世を 別所賀相の妻の辞世 のちの世の 道もまよはじ いとし子を 我が身にそへて 行くすゑの空 長治の叔父・別所賀相は、毛利につくことを主張し、別所氏を滅亡に導いた張本人でありながら、二年の籠城の末に別所一族が自刃する際に、櫓に火をつけて己のみ助かろうとして家臣に討ち果たされた人物。 それに比べて賀相の妻は潔く、良人の醜い死際を知っても乱れず騒がず、長治夫妻が自刃するのを見届けると、男女三人の幼な子をと自分の喉を突いて自害したという。 PR |
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