× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
歴史小説を読んでいると、鉄砲は1543年、南蛮船に乗ったポルトガル人が種子島に漂流し、種子島時尭によって買い取られたという内容が出てくる。
学校でもほぼ同じような内容で教わっているはずだ。 しかし、実は歴史的にはしっかりと定まったものではないらしい。 伝来も1542年説があり、南蛮船ではなく中国船、しかも倭寇によってもたらせたという説もある。 そもそも現在の定説は『鉄炮記』という、時尭の功績をたたえるために江戸時代に書かれたものによっていて、記述に不確かなものや脚色や誇張も見受けられるようだ。史書もその作成された背景や性格を考えて読む必要があるのだ。 そーいえば種子島の役人と筆談したのが若き日の王直であったという小説を読んだ記憶もある。 歴史作家のほうが真実に近いことを書いている場合もあるのだろうか。 種子島に来た鉄砲をみる(読売新聞) PR |
上総介様、こんにちは。
鉄砲は中国船伝来説もあるんですね〜。それははじめて知りました。 通説の原点が、江戸時代の書物というのは良くある話ですね。 川中島や桶狭間と同じく、真実が曲折している可能性がありますね!
【2005/07/27 01:45】| | 平八郎 #6db5c513d8 [ 編集 ]
|
江戸時代の書物はその書かれた背景や狙いをよく見極めないといけないですね。
こういうのは学者より、ミステリー作家のほうが得意だったりしますね。 |
|
トラックバックURL
|
忍者ブログ [PR] |